公開日 2013年01月21日 717年(霊亀3年)、元正女帝は親に尽くす孝子の話を聞かれ、養老に行幸されました。 その折りに、美泉を観られ、水を飲み体を洗った者が若返ったと知り、「老いを養う」こんなめでたい美泉はないと言われ、元号を養老と改元されました。 この美泉は、養老の滝か、あるいは菊水泉であったと言われています。当時、宮中では水に菊を浮かべることが流行っていたことから養老神社境内の湧き水を菊水泉と呼ぶようになったそうです。