住宅用火災警報器の維持管理について

公開日 2023年04月01日

 すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。

 

いつまで使えるのか

 住宅用火災警報器本体の寿命は約10年とされています。また、住宅用火災警報器に使用されている電池の寿命も10年ものが多くなっています。

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交換が必要な時

・自動試験機能付きの住宅用火災警報器が機器の異常を示した時

 機器自体が自動的に感知機能、電池残量を点検します。(異常の場合は報知音が鳴る)

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・自動試験機能の付いていない住宅用火災警報器は、交換期限を過ぎないようにしてください。(本体に表示された交換期限や取扱説明書の記載を確認)

・住宅用火災警報器の設置から10年、若しくは10年近くが経過し電池切れになったとき

・その他、作動点検により異常が見つかった時

 

交換する時の注意事項

・設置場所を再確認

 住宅用火災警報器の設置が義務化されている場所は、寝室と寝室が2階以上にある場合の階段等です。各部屋の利用目的により、必要な場所を確認し設置してください。

・交換日を記入

 住宅用火災警報器に購入日や交換日を記入しておきましょう。

・連動型住宅用火災警報器がより有効です。

 住宅用火災警報器にはそれぞれ火災を感知した機器のみが警報音を発するものの他、電波や配線で接続された機器が連動し他の部屋の機器も警報音を発するタイプのものもあります。この連動型は、どの部屋でも火災の発生を知ることができ有効です。

・警報音が聞き取りにくい場合には

 住宅用火災警報器と連動して、光や振動を発する「補助警報装置」を利用できる、目や耳が不自由な方に有効な機器もあります。

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普段の管理について

・定期的に作動確認

 自動試験付きの機器であっても、念のために作動点検(ボタンを押す→引き紐を引く)

 火災時の警報音を確認(ボタンを長押し→引き紐を引き続ける)

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・清掃

 火災を有効に関知し、ほこり等による誤作動を防ぐため定期的に清掃してください。

 中性洗剤に浸した布をよく絞って外観の汚れを拭き取りましょう。

 →分解、水洗いは厳禁です。高所の作業となりますので、安全に注意し、可能な範囲で行ってください。

 ※年に2回は、作動確認、清掃を行いましょう。詳しくは、取扱説明書をみてください。

 不適切な訪問販売に注意しましょう。

 養老町や消防本部では、販売は一切やっていません。

 わからないことがあれば、最寄りの消防署などにお問い合わせください。

お問い合わせ

養老消防署
TEL:0584-32-0012