公開日 2025年03月12日
日本の慢性腎臓病(CKD)患者は約1,300万人、成人の約8人に1人がCKDと言われています。
腎臓は、「沈黙の臓器」と言われ、自覚症状が乏しく、症状を自覚した時には、腎臓病が既に進行しているケースも少なくありません。
< 慢性腎臓病(CKD)とは? >
腎臓の働きが正常の60%未満に低下する、蛋白尿が出るといった腎臓の障害が3か月以上続いている状態をいいます。慢性腎臓病は、初期には症状が出にくい疾患ですが、重症化するとむくみや息切れなどの症状が出現し、末期には生命維持のために人工透析や腎移植が必要になる上、心臓病、脳卒中の発症要因にもなります。
血液検査、尿検査、血圧測定で早期発見、治療することにより、腎臓病が改善するだけでなく、進行を遅らせることができます。家庭での血圧測定や定期的な健診(特定健診やすこやか健診など)を受診しましょう。
肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣は、CKDの発症に大きく関与しているといわれています。適正体重の維持や減塩を心がけ、規則正しい食事を摂りましょう。たばこを吸っている人は禁煙に努めましょう。高血圧や糖尿病などの生活習慣病がある人は、医療機関を受診して治療をすることが大切です。
岐阜県ホームページ「自分の腎機能ご存知ですか?守ろう腎臓 防ごうCKD」[PDF:7.86MB]
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3月第2木曜日は世界腎臓デー
~腎臓を知ろう!慢性腎臓病の予防と治療を心がけましょう~
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