現在、岐阜県食肉基幹市場建設促進協議会（以下、促進協）において、今後も安心・安全な食肉を安定的に消費者へお届けするために、岐阜県内の３施設（岐阜市食肉地方卸売市場、関市食肉センター、養老町立食肉事業センター）を統合し、衛生基準の高度化を図るため、新食肉基幹市場を養老町内に整備するための協議が進められています。

建設場所の候補地として決定

　本町では、養老町食肉基幹市場建設整備推進協議会（以下、協議会）を設置し、建設候補地の決定に向けて協議してきました。令和３年度より１０回にわたり協議を重ねた結果、令和４年９月２７日（火）に開催された第５回協議会にて、法律への適合性やコスト、町の将来の発展性など総合的な判断により「養老町沢田地内　岐阜製油協業組合およびその周辺」が建設場所の候補地として決定しました。

　決定した建設候補地は、地盤が強固であるため災害に強い立地であり、養老SAスマートICに近く橋爪大橋（仮称）の完成により、焼肉街道や精肉店を中心とした観光・商業等関連産業の企業誘致に繋がる立地であるため「肉のまち養老」として更なる経済効果が期待できます。

今後の施設建設に向けて

　令和１１年度新施設供用開始を目標に、町が用地取得から土地造成までを担い、促進協にて施設の建設工事を行います。新たに建設される食肉基幹市場は、従来の食肉処理施設とは全く違うものとなり、周辺への環境に配慮した施設となります。施設の建設や運営が、地域住民にとって安心・安全に行われますように促進協と連携して推進していきます。

　当事業に対し、皆さまのご理解とご協力をいただきますよう、今後ともよろしくお願いいたします。