RSウイルスに注意しましょう!
岐阜県内でRSウイルス感染症が流行しています。RSウイルス感染症は、例年秋以降に流行期を迎えますが、令和4年5月以降、これまでの流行期である9月中旬と同程度であり、今後の動向に注意が必要な状況となっています。
赤ちゃん、基礎疾患をお持ちのお子さんや高齢者の方など、重症化リスクの高い方が家族におられましたら、十分な注意をお願いします。
1.RSウイルス感染症とは?
RSウイルスの感染による呼吸器(鼻からのど、気管、肺)の感染症です。2歳までにほぼ100%、少なくとも1度は感染すると言われていますが、感染後も生涯にわたる免疫はできないため、何度も感染と発病を繰り返します。症状は、発熱や鼻水などの軽いかぜ症状から重い肺炎まで様々です。はじめて感染した場合は重くなりやすく、特に赤ちゃんでは細気管支炎や肺炎などの重い症状をおこしやすくなります。
2.予防方法
感染している人のくしゃみや咳などによる感染、あるいはウイルスの付いた手指などを介した接触感染によってうつりますので、一般的な予防が大切です。
・石けんを使った手洗いと、アルコールによる手指の消毒をおこないましょう
・かぜのような症状があるときは、できるだけ赤ちゃんや高齢者と身近に接することを控えましょう
※年長のお子さんや大人の場合、RSウイルスに感染しても、軽い症状ですむことが多いため、気づかずに赤ちゃんにうつしてしまうことがあります。
・咳が出るときはマスクを着用し、咳エチケットを心がけましょう
リンク
RSウイルス感染症Q&A(厚生労働省ホームページ)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
岐阜県感染症情報センター(岐阜県ホームページ)
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/9550.html
ぎふ感染症かわら版(岐阜県ホームページ)
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/13692.html