養老消防署は、養老町の高田地区に位置しています。昭和４４年４月に現在の場所に庁舎が新設され、運用が開始されました。高田、養老、広幡、多芸、日吉を主な管轄エリアとし、消防車両及び救急車両の運用、車両や機械器具の設備運用をしています。

 

消防車両の紹介

・水槽付消防車（養老１）

全長7.28ｍ　全幅2.40ｍ　全高3.37ｍ　大型自動車

車両重量13.25ｔ　排気量5.12リットル　乗車定員6名

通称「タンク車」といい、5000リットルの水を積載しています。

火災現場に直近し、最も消火活動に活躍する車両です。泡消火にも対応しています。

 

・消防ポンプ車（養老４）

全長5.79ｍ　全幅1.90ｍ　全高2.76ｍ　準中型自動車

車両重量5.02ｔ　排気量5.24リットル　乗車定員5名

ポンプ車は、水を積載していませんが河川や貯水槽、消火栓から水を吸い上げ、ほかの消防車への中継車として活動しています。

 

・化学車（養老２）

全長7.12ｍ　全幅2.28ｍ　全高2.87ｍ　中型自動車

車両重量8.36ｔ　排気量6.4リットル　乗車定員6名

化学車は、ガソリンなどの油が燃えているときに活躍します。

泡消火薬剤520リットルと水1500リットルを積載し、車両火災や工場火災などに出動します。

 

・救助工作車（養老４１）

全長8.45ｍ　全幅2.30ｍ　全高3.32ｍ　中型自動車

車両重量10.6ｔ　排気量8.2リットル　乗車定員6名

救助工作車は、交通事故や水難事故、建物内での閉じ込め事故など多様な災害に出動します。

クレーンやウインチ、照明装置、エンジンカッターなど様々な資機材を積載し、人命救助に活躍します。

 

・指令車（養老５２）

全長4.61ｍ　全幅1.79ｍ　全高1.86ｍ　

車両重量1815㎏　排気量1.99リットル　乗車定員5名

指令車は、災害現場において現場指揮や情報収集・情報統制などを行います。

また、重篤な傷病者が発生した救急事案等に際し、資機材や隊員を輸送することもあります。

 

・広報車（養老６２）

全長3.39ｍ　全幅1.47ｍ　全高1.93ｍ　

車両重量930㎏　排気量0.65リットル　乗車定員4名

広報車は、広報活動のほか、立入検査や火災原因調査、防火・訓練指導の際に使用します。

 

・資機材搬送車（養老７３）

全長6.92ｍ　全幅2.17ｍ　全高2.52ｍ　準中型自動車

車両重量3.47ｔ　排気量2.99リットル　乗車定員3名

資機材搬送車は、山林火災用資機材を積載するほか、水難事故の際に使用するボートなどを積載し現場へ輸送します。

 

・高規格救急車（救急養老１）

全長5.65ｍ　全幅1.89ｍ　全高2.49ｍ　

車両重量3265㎏　排気量2.69リットル　乗車定員7名

高規格救急車は、国家資格を持った救急救命士が同乗します。

重篤な傷病者に対して医師の指示に従い気道確保や薬剤投与など救命処置ができる資器材を積載しています。