火災発生時等の濁り水にご注意ください

公開日 2023年10月01日

濁り水(赤水)について

濁り水の原因

 養老町の水道水の水源は、すべてが地下水であることから、鉄やマンガンなどのミネラル成分が多く含まれています。また、一般的に水道管は鉄や鋳鉄管を使用している場合、水道水に含まれる塩素によって水道管内部が酸化して赤錆が発生する場合があります。そのため、鉄分などが水道管内部に長い年月をかけて付着し、水道工事による断水や火災時に消火栓を使用するなどして水道管内の水が通常と違う流れになったことにより、管内に付着した鉄分などが剥離して濁り水となり、皆様のご家庭の蛇口から出ることがあります。 

濁り水が発生する主な事例

1. 水道工事による断水

 水道管の布設替え工事や漏水修理工事があった場合。

2. 火災によ消火栓の使用時、消火栓の点検 

 消火栓の急激な開閉により管内の水の流れに大きな変化が生じた場合。消火栓の点検があった場合。

3. 停電等による各施設の停止時

 落雷や豪雨等により停電があった場合。

4. 地震発生時

 大きな地震やゆれの方向によって発生する場合。

 

濁り水が発生した場合の対応について

 水道工事に伴う断水など、濁り水の発生が予想される場合は事前に周知いたしますが、事故や何らかの予期せぬ事が原因で水が濁ることがあります。そのような場合は慌てず次の行動をとってください。

  1. 使用中の水道の蛇口を止めて使用を中止してください。水がきれいなうちは水の汲み置きをお願いします。
  2. 水道メーターに取り付けられた止水栓(バルブ)を閉じて、濁り水の侵入を防いでください。
  3. エコキュート、電気温水器や貯湯式ボイラーなどの給湯器がある場合は、濁り水が入らないように流入バルブを閉めてください。
  4. 洗濯機なども同様に濁り水が入らないように蛇口を止めてください。
  5. 水道本管で発生した濁り水は、水道課が消火栓等で強制的に排出しますが、一部皆様のご家庭の給水管に流入し、蛇口からでる場合があります。水を使用する際は、まず外蛇口などから水を出し、水がきれいになったことを確認してから使用してください。
  6. エコキュート、電気温水器や貯湯式ボイラーなどの給湯器をご使用になる場合も同様に、まず外蛇口などから水を出し、水がきれいになったことを確認してから最後に流入バルブを開栓してください。

※エコキュート給湯器は水を使わなければタンク内に水の補充はしませんので、断水や濁り水が発生したときは給湯器からの水の使用は控えてください。

※エコキュート給湯器はメーカーによって使用方法が異なりますので、取扱説明書を確認のうえ操作してください。

 

※エコキュート、電気温水器や貯湯式ボイラーなどの給湯器からの濁り水が続く場合はメーカーにご相談ください。

 

【お問い合わせ】

〇水道水に関して

 産業建設部水道課:0584-32-5082

〇火災に関して

 災害テレフォンサービス:0584-32-3344(自動音声)

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産業建設部水道課
TEL:0584-32-5082