象鼻山(ぞうびざん)1号墳の概要

2013年1月21日

 象鼻山1号墳は、標高約142メートルの山頂に位置する象鼻山古墳群中最大の古墳で、墳形は前方後方墳です。棺を埋める部分を方形に、祭を行う部分も方形(台形)にすることからこの名称があります。前方後円墳は近畿、瀬戸内で発達しましたが、前方後方墳は東海で発達しました。全長は40.1メートルあり、古墳の形を決める溝の幅を加えると42.8メートルとなります。全長は25尋(1尋:約1.6メートル)として築造した可能性があります。また、築造にあたっては一度頂上を平らにしてから墳丘のほとんどを盛土により造られており、特に濃尾平野からの見栄えを重視しています。(完成までには8段階の過程を行っています。)
 年代は出土遺物から、西暦3世紀末前後する時期に築造した最古級の古墳の一つと推定できます。

 

象鼻山1号墳主要諸元

全長 42.80メートル
後方部長 22.95メートル
後方部幅 25.86メートル
後方部高さ 4.23メートル
前方部長 17.15メートル
前非部幅 (14.40メートル)
前方部高さ 2.96メートル
くびれ部幅 (8.70)メートル
くびれ部高さ 0.95メートル
※()内は測量図より推定

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象鼻山古墳群