質問:水の中に異物が入っているのですが

公開日 2013年01月21日

回答

 1.水に黒い異物が混ざっている

 止水栓や給水栓に使われているゴムパッキンが劣化し、栓の開閉操作を行った際に細かく砕けて水道水とともに流出することがあります。早急に劣化している部分のゴムパッキンを交換してください。

 

2.キラキラ光る異物が水中に出る

  耐熱ガラス製品やガラス製の魔法瓶で起きる「フレークス現象」と呼ばれるものです。水道水中のマグネシウムとガラス容器のケイ酸が高温水中で反応し、生成したケイ酸マグネシウムがガラス面に付着して、薄い膜をつくります。この生成反応が繰り返され、その薄い膜が小さく剥離して出てくると、このようにみえます。この現象はお湯を何回もつぎ足して使用すると発生しやすくなります。

 ケイ酸マグネシウムは体には吸収されず排せつされます。また、ミネラル分なので、誤って飲んでも害はありません。

 この現象が発生した場合、食酢を約10倍に薄めて入れ、1時間程度放置した後、柔らかいブラシでこすると、きれいに取れます

 

3.やかんや加湿器の口や底に白いものができる

水道水の中にはミネラル分が含まれており、これが適度に水の味をよくしています。カルシウム・マンガンなどミネラル分は、水が蒸発すると残るため、やかんや加湿器の口など水の蒸発や乾燥が繰り返される部分に付着し白くなります。また、容器を洗った後、完全にふき取っておかないと付着物になります。洗剤を使って柔らかいスポンジなどで洗って、乾燥させることをお勧めします。

 

4.氷を作ったとき、氷の中央部は白く不透明になる

水道水中にはミネラル分が含まれており、水が凍るときには外側から徐々に凍り、水の中に溶けていた空気やミネラル分は中央部に集められる現象が起こるため、氷の中央部は白く不透明になってしまいます。  

 

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